交通事故の被害者になったらどこへ相談する?無料で相談できる機関を解説します!

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交通事故の被害者になってしまった時、どこに相談すればいいのでしょうか。怪我や後遺症が出ている可能性もあり、できるだけ早く、適した機関に相談するといいでしょう。また、無料相談できる場所を知っていると、万が一の時に安心です。

これから、交通事故の被害者が無料相談できる機関をご紹介しますので、参考にしてみてください。

無料相談できる窓口1「加害者が加入している保険会社」

交通事故の被害に遭い、入院や通院・仕事を休む時には、その期間の治療費などを加害者側の保険会社が支払います。よって、加害者側の保険会社に聞いてみるといいでしょう。親身になってくれる保険会社なら、治療費や慰謝料・休業補償などを詳しく説明してくれます。

ただし、相手側は支払い額を少なくしたい可能性もあり、被害者が有利な交渉になりません。場合によっては被害者側にも過失があると判断されるケースもあります。つまり、加害者側の保険会社に無料相談することは可能ですが、補償額が減るリスクも想定した方がいいでしょう。

無料相談できる窓口2「自分が加入している保険会社」

被害者が任意保険に加入している時には、その保険会社に無料相談することが可能です。保険会社だけでなく、代理店の担当者にも相談できます。

また、被害者側にも多少の過失がある場合、自分が加入している保険会社に連絡を入れることが必要です。よって、そのタイミングで無料相談を受けるといいでしょう。今後の手続きを教えてくれるだけでなく、相手側の保険会社と交渉してくれる保険会社もあります。

無料相談できる窓口3「各都道府県に設置された相談窓口」

各都道府県には、交通事故の被害者に対応できる窓口が設置されています。任意保険や自賠責保険・ひき逃げなど、交通事故関連の相談を受けていることが特徴です。また、臨床心理士を配置し、交通事故に関連した心のケアをしている自治体もあります。

地方自治体の窓口は、基本的に平日の9時~17時までです。受付時間は16時30分で終了する自治体もあるため、事前に確認をしてから行くといいでしょう。あらかじめ電話をしていけば、予約ができる場合もあります。

無料相談できる窓口4「日弁連交通事故相談センター」

日弁連交通事故相談センターは、国から認定を受けた公益財団法人で、交通事故に関する相談を弁護士が無料で受けています。公正かつ中立な立場の弁護士に、相談を聞いてもらえることが特徴です。電話相談と面接相談をしていますが、示談の交渉をしたい時には弁護士事務所の斡旋などもしています。

電話相談は基本的に10分前後で、民事関係のみ相談可能です。刑事処分や行政処分は日弁連交通事故相談センターでは対応していません。相談料は無料になっていますが、電話料金がかかります。相談可能な時間は、平日の10時~16時30分です。

面接相談は1回30分を5回まで行えます。まずは電話で事情を話してから、各都道府県の相談所に予約を入れるのが一般的な流れです。面接相談でも民事関係のみで、刑事処分や行政処分は相談対象外なので注意しましょう。

面接では、損害賠償額の計算や賠償額の適否判定・賠償責任や過失の割合に関する相談ができます。また、賠償請求方法や示談交渉のアドバイスもあるため、交通事故後の手続きもスムーズにしやすくなるでしょう。相談する際には、交通事故証明書や事故状況が分かる書類・診断書・後遺障害診断書が必要です。

また、相手方から賠償額の提示書類などを受け取った場合は持参しましょう。

示談交渉が進まない時の相談窓口とは?

最初に保険会社と交渉をした場合、示談交渉がスムーズに進まない時があります。例えば、被害者側にも過失があると訴えられた時などです。示談交渉が進まない場合は「交通事故紛争処理センター」「そんぽADRセンター」「自賠責保険・共済紛争処理機構」などに相談してみるといいでしょう。

交通事故紛争処理センターは公益財団法人で、損害賠償に関係した法律相談や和解斡旋・審査業務などをしています。

センターが用意した弁護士が手続きや交渉を行うため、被害者自身が弁護士を見つける必要はありません。弁護士と相手方が話し合い、示談書や免責証書なども作成してくれます。利用は無料ですが、電話代や交通費は自己負担です。

そんぽADRセンターでは、交通事故に関する相談を専門相談員が受けています。損害賠償に関する相談もできますが、基本的には紛争や苦情を取り扱っていることが特徴です。紛争における申し立ての手続きも可能ですが、紛争は自賠責保険の保険金支払いに関する内容は対象外なので注意しましょう。

また、苦情や紛争で取り扱える範囲は、指定紛争解決機関と手続きをしている損害保険会社のみです。つまり、状況によっては相談できない可能性もあります。あらかじめ相談内容をまとめ、電話で確認するといいでしょう。

そんぽADRセンターも無料で利用できますが、電話代や交通費は自己負担です。自賠責保険・共済紛争処理機構は、自賠責保険会社と被害者間で起きた紛争の相談ができます。相談できるのは、治療費や慰謝料の支払い基準・慰謝料の増額や減額・後遺障害認定に関することです。

また、紛争処理として申し立てする場合は、その手続きにも対応しています。最初の相談では、フリーダイヤルの電話があるため、そこにかけてみるといいでしょう。電話相談できる時間は平日の9時~12時と13時~17時です。

その後、手続きもする場合は各支所の有料電話にかけます。紛争処理は書類でやり取りする場合が多く、被害者の負担が少ない方法を採用していることが特徴です。

最初から弁護士を頼るのも手段!

交通事故後の手続きや交渉は複雑になることが多く、最初から弁護士に依頼するのも一つの手段です。弁護士事務所でも無料相談をしていることがあるので、それを活用してみるといいでしょう。被害者のみ無料で相談を受けている弁護士事務所も多くあります。

また、条件が該当する場合は、法テラスで無料相談することも可能です。弁護士事務所を選ぶ時には、交通事故に詳しい事務所や弁護士を選択するといいでしょう。弁護士はそれぞれ得意な分野があり、知識や今までの実績で選択することが重要です。

無料相談できる機関はたくさんある!自分に合った相談場所を探そう!

交通事故後の相談機関はさまざまですが、まずは保険会社や自治体の相談窓口に聞いてみるといいでしょう。

示談交渉がスムーズに進まない時には、損害賠償や苦情など、それぞれの事案で最適な機関に相談するのが望ましいです。また、弁護士事務所の無料相談に行き、引き続き担当してもらう方法もあります。これを参考に、自分の状況に合った相談場所を探してみてください。

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