中野区周辺で交通事故の相談ができるのはどこ?被害者が利用できる相談先のまとめ!

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交通事故では、当事者同士の示談がまとまるまでいろいろな問題が起こる可能性があります。保険会社の判断に不満があるときや、相手とトラブルになりそうなときは、自分だけで悩まないことが大切です。専門機関などに相談をすれば、よい方法をアドバイスしてもらえるかもしれません。

ここでは、中野区の交通事故の相談ができるところを紹介します。

交通事故の総合相談を受け付ける「中野交通事故相談所」

中野区役所の建物に設けられている「中野交通事故相談所」は、一般社団法人の東京都交通安全協会が運営する相談所です。

同協会では、東京都内に7つの相談所を設置しており、専門の相談員が交通事故に関するさまざまな相談を受け付けています。たとえば、「交通事故のケガの治療に健康保険は使えるのか」や「加害者が任意保険に加入していない場合はどうなるのか」などは、こちらの相談所で相談できる問題のひとつです。

相手の車と接触していない誘因事故についても相談ができるため、いろいろなケースで役立つ相談先です。交通事故に遭って何から手を付けてよいかわからないときや、以後の手続きに不安があるときなどは、このような相談所で相談員からアドバイスを受けてみるのもひとつの方法になるでしょう。

相談は、被害者、加害者を問わず無料で受け付けてもらえます。「中野交通事故相談所」の相談日は、平日と第3日曜日です。日曜日の相談は予約制で、区役所が閉まっているときは相談所もお休みです。

東京都生活文化局が提供する「交通事故相談」

交通事故の無料相談は、東京都でも行っています。東京都生活文化局広報広聴部の都民の声課では、交通事故の被害者や加害者が利用できる交通事故の相談サービスを提供しています。こちらのサービスも、交通事故に関するさまざまな問題を扱うのが特徴です。

保険や損害賠償請求の手続きなどを幅広く相談できるため、事故の際には頼れる相談先になってくれます。「示談をどう進めてよいかわからない」や「過失相殺があるとどうなるのか」など、交通事故の際に発生する疑問や不安を抱えているときは、このようなサービスを利用して相談すると解決の道が見えてくるかもしれません。

相談所では、相談内容に応じてほかの専門機関も紹介しています。たとえば、保険会社ともめている場合や、弁護士に直接相談したい場合などには、それぞれ適切な相談先を教えてもらえます。どこに相談してよいかわからないときは、こういった公的機関の相談所にまず足を向けてみるのもよい方法になるでしょう。

こちらの相談所も、平日の朝から夕方までが相談の受け付け時間です。

和解のあっ旋が受けられる「公益財団法人交通事故紛争処理センター」

「公益財団法人交通事故紛争処理センター」は、中野区から近い新宿区にある専門機関です。こちらの機関は交通事故の紛争処理を専門にしており、弁護士相談などを通じた和解のあっ旋を行っています。

「公益財団法人交通事故紛争処理センター」の拠点は、東京都以外にも北海道や大阪、広島などの全国に設けられています。いずれの拠点でも、サービスは無料で利用することが可能です。センターが扱う紛争は、加害者側の保険会社と被害者の間で発生したトラブルです。

自動車事故が対象になるため、自転車と歩行者の間で発生した事故などは扱いません。被害者自身が契約している保険のトラブルも、業務の対象外です。利用する際には、相談したい内容が業務の対象になるかどうかをよく確認しておいたほうがよいかもしれませんね。

加害者側と和解に至らなかったときには、審査を依頼することもできます。審査は、弁護士や裁判官経験者などで構成された審査会で行われます。審査会の決定に納得できない場合は、自身で訴訟を起こしてさらに争うことも可能です。

無料の弁護士相談を利用する方法もある

交通事故の問題で誰かに相談したいときは、弁護士相談を利用する方法もあります。中野区では、毎週月曜日と水曜日に弁護士による無料相談を行っています。相談内容によっては、このような無料相談サービスも利用ができるかもしれません。

弁護士に相談するメリットは、幅広い問題について法律家の視点からアドバイスが受けられることです。遺産相続や不動産の問題が絡んでいたり、事故の関係者と金銭の貸し借りが発生していたりする場合は、弁護士から直接アドバイスを得たほうがスムーズに問題が解決する可能性があります。

東京都内には、初回の相談を無料で受け付ける弁護士事務所も見られるようになっています。交通事故に強い弁護士事務所を探して相談をすると、示談交渉をするうえでも役立つアドバイスが得られることが多いです。

訴訟などに至った場合にも、弁護士のサポートがあれば心強いでしょう。早めに弁護士に相談すると、示談交渉の前に被害者側でできることなども教えてもらえます。法律の知識を得て示談交渉を進めれば、納得できるような結果に導けるかもしれません。

交通事故の相談の際に用意しておきたいもの

公的機関や弁護士事務所などを利用して交通事故の相談をするときは、いくつか用意しておきたいものがあります。たとえば、事故の状況がわかる書類です。自動車安全運転センターから発行される交通事故証明書や事故が発生した場所の図面、写真などは、相談の際に持参したほうが話がスムーズに進む可能性があります。

ケガの治療で病院にかかったときは、医師の診断書や診療報酬明細書などもそろえておいたほうがよいかもしれませんね。加害者が加入している保険の種類や保険会社の名前、示談交渉の経過を記したメモなども、相談をスムーズにしてくれる書類のひとつです。

無料相談のサービスは、1人当たりの相談時間が決まっているケースが多いです。また、1つの案件の相談は、1回のみしか受け付けてもらえないケースもあります。必要な書類や情報がわからないときでも、事前に相談先に電話で確認しておくと万全の準備が整えられます。

どのようなサービスを利用する場合でも、貴重な機会を無駄にしないようにしっかりと準備をしてから相談に臨むのがベストです。

相談サービスを上手に利用して解決の方法を探ろう

交通事故でケガをしたときは、治療のことで頭が一杯で示談交渉までなかなか気が回らないかもしれませんね。ただ、相手のペースに乗せられてよく考えずに手続きを進めてしまうと、後悔をする可能性があります。手続きで不安や疑問を感じたときは、ここで紹介したような相談先を上手に利用して、納得ができるような解決方法を探ってみましょう。